新福岡空港促進協議会とは 福岡空港の現状 福岡空港データ
福岡空港の現状
  福岡空港ってどんな空港?
 

福岡空港は昭和47年4月1日に共用が開始されました。空港の概要として、空港総面積は3,530,850u、エプロン面積は594,864u。北緯33度35分4秒、東経130度27分6秒、標高9,1mの標点に位置しています。現在(平成19年)の空港施設として着陸帯は2,920m×300m、滑走路は2,800m×60m、誘導路は8,618m、エプロンは43バース。ターミナル施設として旅客ターミナルビル183,748u、貨物ターミナルビル23,971u。駐車場の収容台数は国内・国際線を合わせて1、845台。

ターミナルビルは国内線第一・第二・第三、国際線の4棟、貨物ビルは国内線、国際線の2棟があり、福岡空港の年間発着回数13.9万回(国内線12.3万回、国際線1.6万回)は、羽田、成田に次いで国内で3番目。2,800m滑走路1本のため、滑走路一本あたりの離着陸回数が日本で最も多い空港です。(2006年度調査)

福岡空港概要
空港の種類
第二種空港(空港整備法)
設置管理者
国土交通大臣
面積
353ha(国有地67%、民有地30%、市有地3%)
滑走路
1本(長さ2,800m×幅60m)
駐機場
43機分
旅客ターミナルビル
国内線第1〜第3ターミナルビル、国際線ターミナルビル
貨物ビル
国内線貨物ビル、国際線貨物ビル
駐車場
普通車930台、大型車18台(国内線)普通車897台(国際線)
 

国内線旅客ターミナル

国内線旅客ターミナル

滑走路と着陸する飛行機

管制塔と飛行機

国内線エプロンに駐機中の飛行機

国際線旅客ターミナルと滑走路

国内線第2ターミナルビル展望室

国内線フライトインフォメーションボード
   
 
  福岡空港の旅客取り扱い数

 
 

主要地域拠点空港として国内路線の福岡-東京線は新千歳-東京線に次いで乗降客数が多く、旅客数では羽田、成田、伊丹空港に次いで国内第4位の空港です。また、東南アジアに近いため、国際線もアジアを中心に充実しており、国内と海外への年間旅客総数は約1,819万人(2006年調査)。

 
   
 
     
  国内主要空港の年間発着回数
 

福岡空港は、発着回数では羽田、成田に次いで国内第3位の空港です。

 
主要空港の年間発着回数(平成17年)
 
 
     
  1日平均5万人」が利用しています
 
乗客で混雑している出発口

福岡空港の一日の利用者は約5万人、年間約1,819万人の乗降客数があります。ちなみに、九州の陸の玄関口・JR博多駅の新幹線の一日の乗客数は約1.8万人ですから、空港がよく利用されていることが数字によって示されています。


 
着陸するのを待っている出発便の飛行機

ピーク時には発着の間隔は 2 分を切っています。それに伴って、駐機場も窮屈な運用となっています。

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  交通アクセスが便利な空港
 

福岡空港は、中心市街地から至近距離に位置するためアクセスに優れた空港として、世界でも有数の空港です。空港へは福岡市地下鉄空港線が乗り入れ、博多駅までは5分で、福岡市の中心部・天神までは11分で結んでいます。

近隣都市の小倉や佐賀からも、JRと地下鉄を乗り継ぐことで、1時間程度でアクセス可能です。道路では、九州自動車道と福岡都市高速が接続していますから、県内主要都市だけでなく、北部九州の各地域からも高速道路を利用したアクセスが可能になっています。これらのアクセス道路網を利用したバス路線も市内、県内各地のほかに、北部九州各地域の主要都市から運行されています。

 

地下鉄入り口

九州一円からアクセスできる高速バスの交通網
   
 
  アジアのゲートウエイとしての福岡空港
 

国際線の時刻表

福岡空港は国内線と国際線の両方がある空港で、国内は24都市と、海外ではアジアを中心に8カ国16都市と結ばれています。福岡空港に乗り入れしている国内線は、6社の航空会社が日本全国24の空港と24路線を結んで1日320便が発着しています。国際線は、航空会社17社が海外16カ所の空港と17路線を結んで毎週304便が発着しています。

このように離発着が多い福岡空港は、旅客数では羽田、成田、伊丹空港に次いで国内第4位、発着回数では、羽田、成田に次いで国内第3位の空港です。

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  福岡空港が抱える問題
 
■年間約176億円の空港対策費を必要としています
 

面積353haある福岡空港のうち平成18年度現在の国有地面積は237haで全体面積の67%、市有地は7haで全体面積の3%、民有地は109haで全体面積の30%という比率です。民有地と福岡市有地の116haについては有償で借用しており、平成18年度は約84億円を借地料として支払っています。
さらに、都心部にある空港のため地域住民に対する騒音区域内の移転補償(約85億円)や防音工事(約7億円)にかかる環境対策費として、平成17年度は約92億円かかっています。

■運行に制約が生じ始めています

現福岡空港の年間滑走路処理容量は14万5千回といわれています。現在のところ数千回の余力があるものの航空機の運行には制約が生じ始めており、このままでは2010年代の初期には年間滑走路の処理容量に余力がなくなるといわれています。現在でも朝夕の離発着のピーク時には増便は困難になっており、慢性的に遅延が生じやすくなっています。現状のままだと国内・海外との航空需要に立ち遅れたり、福岡・九州の発展を支えきれなくなるなど、福岡空港に求められる役割を十分に果たすことができなくなり、さらには地域の将来像の実現や安全・環境への配慮などにも影響を及ぼすことが予想されます。

■航空ネットワークの拡大に余力がありません

福岡空港の国内定期航空路線は航空会社6社が就航しており、東京、大阪、名古屋便をはじめ南九州、四国、山陰、東北、北陸、北海道へ24路線をもち、1日320回発着しています。国際定期航空路線では海外の航空会社14社と国内の航空会社3社が就航しており、韓国、台湾、中国およびアジア中心に16都市に17路線をもち、1週間に304回発着しています。しかし、国内・海外への旅行客の増加に対しても需要に十分応えられなくなってきています。毎日のピーク時の増便は困難になっており、ネットワークの拡大に対して滑走路の余力がありません。

■市街地空港だから危険と隣り合わせています

福岡空港は都市圏に近く世界一便利な空港といわれる半面、空港全体が市街地に取り囲まれていることに起因する安全面に関する大きな問題を抱えています。 空港を取り巻く市街地の中には学校、病院などの施設や団地などの人口過密区域もあり、万が一の航空機事故でも大惨事を引き起こす危険性があります。実際、1996年にはガルーダインドネシア航空機事故が起き、その事故の怖さを空港の近隣に住む人たちは体験しました。
米国の航空機会社の調査によると航空機事故の約70%が離着陸とその前後に起きているとの報告が示すように、福岡空港は市街地にあるがゆえに危険と隣り合わせています。

■都心部の建築物には高さ制限があります

市街地空港であることから、空港の存在が市街地の建築物に大きな影響を及ぼし、不合理な土地利用を強いられています。航空法の規制により、空港周辺の建築物には高さ制限があり、航空機航路の水平表面(福岡空港から半径4,000m)に当たる博多駅周辺では高さ45m以内、円錐表面(福岡空港から半径16,500m)に当たる天神地区では約70mまでと建築物の高さが定められています。そのため、都心部にあっても非効率的かつ不経済な土地利用にならざるをえないのが現状です。

■周辺住民の生活環境にも悪影響が起きています

福岡空港は、そのアクセスの良さを含む高い利便性の半面、市街地空港であるために航空機の離着陸時の際、空港周辺住民に騒音を振りまいています。現在行われている対策としては、一定以上の騒音が生じる地域に対して「公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律」によって、騒音の程度別に対策がとられています。福岡空港の騒音対策区域は2,048haに及んでおり、この区域を第1種区域、その中の298haを第2種区域、そして空港に最も近い82haを第3種区域に定めており、区域ごとに防音工事や補償などの対策がとられています。(観測地別のWECPNL値〈加重等加平均感覚騒音レベル〉/箱崎6丁目周辺【第1種区域】:78WECPNL値、筥松小学校周辺【第2種区域】:84WECPNL値)